新規就農者独立支援機構 夢現塾
黒毛和牛飼育
肥育素牛の販売で収益を上げ、経営を安定させるために、1家族180頭の母牛を飼育し1年1産をさせることを目標としています。これを実現するために様々な知識と技術が必要となります。
牛の妊娠期間は人間とほぼ同じで約10ヶ月です。したがって、種付け、妊娠、出産の段階を1年周期で繰り返すためには、安全に効率よく各々の段階を踏んでいく技術が必要です。
たとえば、種が付き易い体型を維持するために、日々の飼料の管理、約20日ごとにやってくる発情(種付け適期は数時間)の見極め(1度種付けに失敗すると20日のロスとなります)等が重要な技術となります。研修ではこれらの知識と技術を講義と実習を通して習得します。

講義では神内ファーム21の役員を講師とし、肉牛の特性や、子牛の生理、飼料の確保・管理方法などの理論を専門のテキストを用いて学習します。
実習は、神内ファーム21が2005年以来宮崎県から導入した、良血統黒毛和種約1000頭の母牛の飼育を通じて行います。雪深い冬季には主に10棟の牛舎にて繁殖牛の特性や施設の管理を学び、雪の無い季節には、北海道の雄大な土地を活かした採草と放牧の実習から、飼料自給の技術、健康的な牛の飼育方法などを学ぶことにより、北海道での肉牛飼育・繁殖技術をバランスよく習得します。

講義内容例
肉牛繁殖サイクルの理論、飼育施設詳細、飼料管理、畜産経営
実習内容例
飼料給与、敷料交換などそれに伴う重機の操作、出産補助、子牛の世話、母牛の発情観察、放牧、採草